当院人工透析センターは外来維持透析に加えて、入院透析も行っています。外来維持透析は、月曜から土曜まで午前午後の2クール行っています。また透析以外にも、血漿交換、二重膜濾過、LDL吸着、白血球除去、エンドトキシン吸着などの血液浄化療法に対応し、腎不全だけでなく多様な疾患の治療を行っています。

・透析中は医師、看護師、臨床工学技士が適切かつ安全に透析療法を行っています。また、透析技術認定士  や慢性腎臓病療養指導看護師がいます

・外来透析患者様に担当看護師が日常での生活や検査値のチェックを行い、快適な透析生活が維持できるよう指導致します

・シャントに関しては内シャント、人工血管(グラフト)移植、動脈表在化、PTA(経皮的血管拡張術)などすべてに対応できます。(シャント外来)

・高齢者の方には家族との連携をとりながら快適な透析生活が維持できるよう援助します。

・他の合併症予防のため院内の眼科、整形外科などの医師と共に連携を図っています

・当院では「透祈患者様の足を守るしくみ」を実施しています。透析患者様の足病重症化を予防し、下肢切断者を減らすことを目的としています。下肢の脈波検査(ABI・TBI)さらに医師、看護師によるフットチェックを定期的に行い、病変の早期発見に努めています。また、必要時は関連施設へ紹介を行うなど連携を図っています

血漿交換療法(アフェレシス)のご案内 

血漿交換療法(アフェレシス)に関して、以下の治療を行えます。

  • 家族性高コレステロール血症に対するLDLコレステロール吸着療法
  • 閉塞性動脈硬化症に対するLDLコレステロール吸着療法
  • 薬物抵抗性関節リウマチに対するリンパ球除去療法
  • 急性肝不全に対する単純血漿交換療法
  • 全身性エリテマトーデスに対する二重膜濾過血漿交換療法
  • 巣状糸球体硬化症に対する血漿交換療法
  • 潰瘍性大腸炎に対する白血球除去療法
  • 天疱瘡、類天疱瘡に対する二重膜濾過血漿交換療法
  • エンドトキシンショックに対するエンドトキシン吸着療法
  • C型慢性肝炎に対するウィルス除去療法

難治性腹水症(胸水症)に対して腹水濾過濃縮再静注法治療も行っております。

受付時間は診療科により異なります。リンク先よりご確認ください。

外来担当医師一覧(2024年4月)