輸血拒否に対する基本方針

当院では『宗教的輸血拒否に関するガイドライン』(2008年 5学会合同委員会)をふまえ

患者様の救命治療を最優先と考えて対処いたします。

 

1.輸血以外に救命手段がないと判断した場合には、いかなる場合でも輸血を行います。

この立場は、輸血同意書の有無、患者様の意識の有無、成人・未成年に関わらず適応

いたします。

 

 

2.患者様が提示される『免責証明書』、その他名称を問わず『絶対的無輸血治療』実施を

内容とする一切の文書に対しては、医師は受理・署名をいたしません。

 

 

3.当院の基本方針に同意いただけない場合は、転院をお勧めいたします。

 

 

絶対的無輸血治療:いかなる場合でも輸血を行わず、輸血により救命できる

可能性があっても輸血を行わない治療

 

                    香里ヶ丘有恵会病院